今思えば、なんでこの時追い掛けたんだろう。




追い掛けなかったら、あんな光景見ずにすんだのに…




俺はとことん、運の悪い男だ。








「はぁ…はぁ……ん??」




屋上の側にくると、声が聞こえてきた。