「ちょっと桃!!

どうなってんの!!」




呆然と立ち尽くす私を見ながら、マミちゃんが大声を出す。




でも怒っているようすはなく、どちらかといえば心配してくれてるみたい。




私は、そんなマミちゃんに気がつかない。




だって、写真にくぎづけだったから…。




私と直弥君が…抱き合ってる写真に。