「そうだよ〜♪

アタシ、ルミって言うの。
恭平の彼女♪」




「違っ……桃……」




咄嗟にいいわけをしようと口を開くと、桃の顔をみて言葉を飲み込む。




桃は下唇を噛み締め、今にも流れ出しそうな涙を堪えていた。




マジでダルイは…コイツ…。




「はぁ……って、え??」