俺。早瀬恭平には、ずっと好きな女がいる。




無邪気で優しくて可愛い…俺の幼なじみの白川桃。




好きで好きで…不器用だけど、俺なりに大事にしてきたつもりだった。




なのに…




「実は…好きな人ができちゃったの」




「「はぁ?!」」




桃の親友のマミと綺麗に声が重なる。