そして、その床が消えたと同時に、俺は凄い勢いで下に落ちて行く感覚に陥った。



『うぉ〜〜…』


『……………』


『…………』


『………』


『……』


『…』



“ドタ”


『』


“バタン”


『』


『いっ…痛って〜』


俺は再び地面の上に居た。


俺は、凄い勢いで落下した性か、足首をくじいたらしく、足に激痛が走った。


すると、咄嗟に俺は冷静な判断をした。



(ん…“痛い”?…)


(…って事は“俺”…“生きてる”?)



そう、まずは自分自身の“生死”の確認だった。


そして、良く見てみると、俺の居る場所は、さっきの暗闇の中では無かった。


俺の視界には、自分自身の“手”や“足”…周りの“風景”が写った。


そして、俺は辺りを見渡した。



(“木”?…)


(“林”?…)


(ん………)


(“森”………)



俺の“居る場所”…


それは、俺が見た事の無い景色だった…


俺の頭に数々の“疑問”が膨らんだ。


“どうやったら帰れるのか?”


“そもそも俺は帰れるのか?”


“他の奴らは無事なのか?”


そして一番の疑問は…



『ってか“ここ”は“何処”だ』