『Badend Story〜2人のジャンヌ・ダルク〜』(歴史ダークファンタジー)

俺は自分の剣への気持ちをもう一度改め、反省し、ロベールに謝った。



するとロベールは謝った俺に優しくこう言った。



『分かって貰えれば、それで善いんです。』


『私の方こそ、王族の貴方様を睨みつける等という真似をして、申し訳ございません。』


『いや、今のは完璧に俺が悪かったし、俺も少しは勉強もするように努力するよ』


『ありがとうございます。』


『それでは、先程のお詫びと言っては何ですが、もし善ければ、今から剣の手合わせでも致しましょうか』


『本当?やったぁ』



“カキーン”


“カキン”“カキン”



俺とロベールはそれから一時間程剣を交えた。



『ロー様?こんな言葉を知ってますか?』


『“優れた剣客には優れた剣”』


『“優れた剣には優れた剣客”』


『剣客は剣を選びます。でもそれと同様に、剣も人を選ぶのです。』


『剣が人を選ぶ?』


“カキン”“カキン”


『今度陛下に頼んで見てはどうでしょうこの城の中にも一つ、そんな人を選ぶ剣が保管されて居ますから。』


(剣が人を選ぶ訳無いじゃん。)


(後で親父に聞いて見よう)