『Badend Story〜2人のジャンヌ・ダルク〜』(歴史ダークファンタジー)

『例えば、キリスト教の中で、特別な扱いをされているワインの主原料ともなるブドウを採取しに行ったりとか、皆が自分達で作った色々な物を持ち寄って、売り買いしたりとかするのよ』


(ん〜…町内会の子供達ってところか)


『へぇじゃあ、ジャンヌも行くんだろ?』



俺がそうジャンヌに言うとジャンヌはこう言った。



『だ・か・ら〜。さっきから言ってるでしょう?私とジャンヌには、大事な仕事があるでしょう』


『え』



すると、ジャンヌは俺の耳元でこう言った。



『ほらミカエル様から頼まれてたでしょう?人探しを』


『ああ忘れてた』



すると、ジャンヌはその人探しを理由に、イザベルやピエール達に、自分が子供集会に参加しない事を告げた。



『だからお母さん、私とジャンヌは行かなくても善いでしょう?』


『仕方ないわねぇ。二人で何をしに行くんだかは解らないけど、二人で約束してたんでしょう?なら、子供集会に不参加でも善いわよ』


『お母さんありがとう』


すると、イザベルがピエール達にジャンヌが子供集会に不参加の事を告げ、ついでに子供集会不参加という事を、子供会の神父さんに伝えて貰う様に頼んでいた。



『ピエール。善い?明日子供会の神父様に会ったら、宜しく伝えてね頼んだわよ?』


『は〜い。』



『お母さんお鍋からスープが溢れてるわよ〜』



キッチンからカトリーヌがイザベルを呼ぶ声が聞こえた。



『あら大変スープを火にかけっぱなしだったわ』


そう言いながらイザベルがキッチンへ向かった。