『Badend Story〜2人のジャンヌ・ダルク〜』(歴史ダークファンタジー)

(カトリーヌ…名前どころか、見た目までそっくりじゃねぇかもしかして性格もカトリーヌみたいだったりして。)


(いや、ちょっと待て、妹のジャンヌが、あのカトリーヌそっくりな性格だから…もしかしたら真逆って事も考えられるか?)


(…ってか、この時代の人達って、皆俺のミジカナ人達そっくりじゃねぇか?)

(俺とジャンヌ、カトリーヌとこっちのカトリーヌ、それに“アイツ”も…)


(そ〜いゃ、ローって言ったっけかなぁ?…アイツは一体、何者なんだろう?)

(見た目やキャラはミカエルとモロ被りだし…それにあの止殺眼とか言う不思議な威圧感…助けてくれたから、悪い奴じゃなさそうだけど……)



その時俺は何故かローにキスされた事を思い出した。


(悪い奴じゃない?………“前言撤回”最強最悪の悪魔だなアイツは…)


そう思った俺の脳裏に、ローの言った台詞が過ぎった。



“それとなぁ〜…俺が必ずお前を未来に送り届けてやる”



(…まぁ〜今のところ、アイツを信じるしか無ぇか…)


『ジャンヌ?どうしたの?』



俺が色々な事を思い返していた間に、イザベルは夕飯の支度を始めながら、色々話しを進めていた。そして、ジャンヌが俺の名前を呼び出した。



『ジャンヌ?どうしたの?ジャンヌ?』


『あ、あぁ。ゴメン、なんかボーっとしてた。どうしたんだ?』


『どうしたって、今話ししてたじゃない。』


『ん?…ゴメン、何話してたっけ?』



『だから、明日から、ピエールお兄さん達が、隣町の教会主催の子供集会で5日間泊り掛けの何かをやるらしいのよ。』


『子供集会?なんだそりゃ?』


『私達カトリックのしかも、その中の子供達だけが集まって色々な事をするの。』


『色々な事?』