―西暦20011年―
―魔法化学都市・シャンバラ―
俺は、立ち止まった影と、足音、それと水達の言う“悪魔”と言う言葉に怯えながらも後ろを振り返った。
振り返った俺の前には、真っ白い白衣を身に纏い、白髪の若い男だった。
そして、その男はこう言った。
『始めまして。君がヴァン・ダルク教授の娘さんのジャンヌ・ダルクちゃんだね』
『………』
ぱっと見、ニコニコしていて話し方や声も優しくいい人そうな感じだった。
しかし…何故か俺には気に食わないツラに見えた。
何故だろう?
こんなにいい人そうな顔なのに…
何故だろう?
こんなに優しい声なのに…
すると、そいつは話しを続けた。
『あれ?どうしたの?もしかして驚かせちゃったかなぁ?』
『ゴメン、ゴメン』
『別に驚かすつもりは無かったんだよただ、君が水と話しが出来る“水に選ばれた人間”って聞いてねぇ』
『お兄さん誰お父さん達と同じ白衣を着てるから、お父さんの友達』
『あ〜ゴメン。自己紹介がまだだったね』
『僕はミカエル“ミカエル・モンタギュウ”』
『まぁミカエルの“ミカちゃん”って呼んでねジャンヌちゃん』
『“ジャンヌちゃん”はやめろよ』
『えジャンヌちゃんは何で怒ってるの?』
『俺は“ちゃん付け”されるのが嫌いなの』
『え〜女の子なのに?可愛いじゃんジャンヌちゃんの方が。』
『それより、お兄さんは“何なの”?』
『え“何なの”って何が?名前ならさっき―』
『そうじゃなくて』
『ん…』
『お兄さんを見た水達が言ってたんだお前の事を“悪魔”って』
『………』
ミカエルの言葉が一度止まった。
―魔法化学都市・シャンバラ―
俺は、立ち止まった影と、足音、それと水達の言う“悪魔”と言う言葉に怯えながらも後ろを振り返った。
振り返った俺の前には、真っ白い白衣を身に纏い、白髪の若い男だった。
そして、その男はこう言った。
『始めまして。君がヴァン・ダルク教授の娘さんのジャンヌ・ダルクちゃんだね』
『………』
ぱっと見、ニコニコしていて話し方や声も優しくいい人そうな感じだった。
しかし…何故か俺には気に食わないツラに見えた。
何故だろう?
こんなにいい人そうな顔なのに…
何故だろう?
こんなに優しい声なのに…
すると、そいつは話しを続けた。
『あれ?どうしたの?もしかして驚かせちゃったかなぁ?』
『ゴメン、ゴメン』
『別に驚かすつもりは無かったんだよただ、君が水と話しが出来る“水に選ばれた人間”って聞いてねぇ』
『お兄さん誰お父さん達と同じ白衣を着てるから、お父さんの友達』
『あ〜ゴメン。自己紹介がまだだったね』
『僕はミカエル“ミカエル・モンタギュウ”』
『まぁミカエルの“ミカちゃん”って呼んでねジャンヌちゃん』
『“ジャンヌちゃん”はやめろよ』
『えジャンヌちゃんは何で怒ってるの?』
『俺は“ちゃん付け”されるのが嫌いなの』
『え〜女の子なのに?可愛いじゃんジャンヌちゃんの方が。』
『それより、お兄さんは“何なの”?』
『え“何なの”って何が?名前ならさっき―』
『そうじゃなくて』
『ん…』
『お兄さんを見た水達が言ってたんだお前の事を“悪魔”って』
『………』
ミカエルの言葉が一度止まった。