愛は要らない【番外編】



いきなり立ち上がる遥野に、冬路は飲んでいた炭酸を吹き出す


「な、なんだよッ?」

「私の彼氏になって!」

「・・・・・・・・・・・・・・・は?」


遥野の言葉に、冬路は聞き返す


「いろいろあって、私お見合いをしなくちゃいけないの。それで、彼氏がいたら見合いを断わってもいいって、ママが言ってて・・・」

「なるほどな。彼氏役、ってことか?」


頷く遥野に、冬路はしばし考え込み・・・


「分かった。1ヶ月くらいで、いいのか?」