かけ直してみるが、遥は出ない メールしてみても、返信はない 「・・・・・・・・・・・・???」 目を細めて見れば、車が近づいてきている 多分、法廷速度ギリギリだと思う それが、自分に近づいてきている? 「まさか・・・、遥?」 「乗って」 嫌な予感は当たるものだと、綾野は実感する 「乗ってって言われても・・・」 「いいから、早く!!」 「キャア・・・ッ!!」