「あっ名前聞くの忘れてたっっなんていうの」

『俺俺は沢田 竜だけど』

「そうなんだ」

会話終了
苦手なタイプかも・・・。

初授業もやっと終わり帰る時間

『華、うち帰るね』

「ばいばぃ」

一人で帰宅

あれ見たことない靴がある

お兄ちゃん買ったのかな

私には2つ上の兄がいる
同じ高校だ

「ただいま」

『おかえり華 お兄ちゃんの友達来てるから静かにしてなさいよ』
「わかったよ」
お兄ちゃんの友達きてるんだ

部屋へいったら話し声が

『先輩の妹、バカっぽそうですね』
「そうだろっっあっはははー」

ん゛――――――

バン
頭の中では‘バカっぽそうですね’って言われたことで頭がいっぱい

「バカっぽそうですねっはないでしょう・・・ってあっっっっっっ隣の人っっ」

『いきなり入ってきて隣の人とか・・・。俺の名前教えただろっっ』

「えっと・・・
わかった 沢田 竜だ」
『バカっぽいうえにうるさいやつだな』

ほっぺをぷっと膨らませて怒った

『お子ちゃまは自分の部屋に戻りましょうね』

「お邪魔しました」

『ほんとお邪魔でした』

お兄ちゃんまで・・・

「沢田ってお兄ちゃんの後