* 「今までごめん。」 次の日、クラスの皆に謝った。 俺の気持ちを全部伝えて。 その姿を、美晴は隣でずっと見ていてくれた。 「俺らも悪かったよ。」 「実際、有名人と友達になれるってちょっと浮かれてたし。」 「許して・・・くれんの?」 「当たり前だろ、友達じゃん!」 友達・・・ こんなに素敵な言葉だったと改めて思った。 すべては俺のワガママ。 子供な俺の独りよがり。 自分が素直になればよかったんだよね。