『翔太…』



試作部係長である藤井翔太が話しかけてきた。


実は中学からの親友だったりする。



『今は藤井係長…だろ?』


「フッ…そうかもな。」



翔太は昔からモテる。
まぁこのルックスじゃしゃーないか。
それにまんざらでもなさそうだし。



『久しぶりに会ったことだし、飲みに誘おうと思ったけどやっぱり一足遅かったかな?』


「遅すぎだよ。」



『アハハっ!!まぁ歓迎会俺も行くし、気楽に考えとけよ!!じゃぁな〜』




そう言って翔太は自分のデスクに戻っていった。




そんなこんなで俺はようやく仕事を開始させた。