「はよっ」 ピタッ 「ひぃやあぁ!?」 突然、右頬に冷たいものが当たって、驚いて飛び上がる。 座っていたベンチの後ろに、見なれた幼馴染の姿があった。 そしてソイツがスポーツドリンクの缶を持ってニコニコ笑っていたことから、あたしはさっきの冷たさはそれのせいだと推理した。