「僕らアステカ一族は
今回の事を予知して
見ていたからね
彼等との接触を避けられた」


ジディは笑って
ナルを見つめる




「何故俺は……?」


ナルの言葉に
アユラが口を開く



「私達の見た未来に
お兄ちゃんが映ってたの
ジュナと一緒に

でも間に合わなかった…
ジュナお姉ちゃんを
守れなかった…」



アユラは泣き出した
それをアユラの母は
抱きしめる