闇夜のレクイエム



「っ痛………」


ナルは体をさする



「動いちゃ駄目だ
怪我が酷いんだ」



ジディはナルを
無理矢理寝かせた




「今から話します
何が起こっているのか…

挨拶が遅れました
私はアユラの母です」



女性は頭を下げる