いつも、吉隆の家にはアイスがあったけど、それも毎回買いに行っていたものなのだろうか。 そうか、これがつまり 「愛か」 きっと、結子が言っていた愛ってこれだ。 「は?」 吉隆は、器用に眉を下げて私を軽く睨んでいた。 「だからね、」 私は、この前結子と話した話をした。