加納欄の警察手帳 シリーズ24

「へ、へぇ〜」

「欄」

「…………」


ア〜ン(>_<)


「欄!」

「…………」


イヤ〜ン(>_<)


「……返事」

「…………」


ふぁぁぁい(´Д`)


心の中で、返事をしてみた。

「犯すぞ、こら!」

「すみませんでしたっ(>_<)!!!」

あたしは、ダッシュして逃げようとした。

大山先輩は、それをわかっていてあたしの手首を掴むと、強引に引き寄せ背後から抱きしめてきた。

「大山先輩っ!!!」


ここ!


仕事場ですっ(>_<)!


「は、離してっ!」

「離さねぇ」

大山先輩は、さらにきつく抱きしめた。

「人がっ……」

「なんだよ」

「人が、来ちゃいますからっ!」

「関係ねぇっ!」


関係ないって……(__)


「だって、大山先輩、バレタラ嫌なんでしょ?」

「俺が何で怒ってるのかわかってんのかっっ!!!」


ビクッ!!


「いつも言ってんだろ!?心配ばかりかけやがって!!何でも1人で行動しやがって!!銃弾見つけた時に、どれだけ心配したと思ってんだ!!ケータイ切りやがって!!怪我したのかと思って、探したんだぞっ!!!」


大山、先輩……?


あたしの瞳から涙が溢れでた。

「……ごめん……なさい」

「ッカヤロウ……」


心配して、電話してきてくれたんですか……?


心配して、探してくれたんですか……?


「ごめん、なさい……。私……」

あたしは、大山先輩の方へ振り向くと、涙を流したまま謝った。

大山先輩は、振り向いたあたしをまた抱きしめ、見つめると、優しくキスをしてきた。

「大山……セン、パ……イ」

あたしは、大山先輩と抱擁を交わした。

「ンッ!ウォッホン!!」

わざとらしい咳ばらいが聞こえ、声のした方へ顔を向けた。

高遠先輩が、腕組みをして立っていた。

隣には、祥子さんもいた。

あたし達は、慌てて離れ、何事もなかったかのように振る舞った。

「見せ付けてくれるじゃなぁい?」

祥子さんが、意味ありげに笑う。

「仕事場だぜ?ここ」