キミは、可愛らしい箱を見せて、俺にこう言ったね……






「ヒロヤ君にあげるんだ」






白く、ふっくらした頬をピンクに染めながら。






満面の笑顔も見せてもいたね。






俺は、そいつに嫉妬した。






それも、かなり嫉妬した。