そして、
「じゃあ俺はココだから」
と私の部屋の手前にある部屋で立ち止まった海翔様を見て、私はショックを受けた。
と、隣の部屋……
身の危険を感じたのは間違っていないハズ。
そんな私に向かって、海翔様はニヤリと笑う。
「また、あとで」
そう言って、私が何か言う前に、パタンと部屋へ入ってしまった。
「あ、あとでって、何……」
顔をひきつらせながら、私も自室へと入る。
それから段ボールと格闘したが、そわそわとドアが気になって、片付けどころではなかったのは言うまでもない。
――――――――…
「ふ~……」
途中から波にのって、
気がついたら、午前1時を回っていた。
あとはまた明日以降やることにして、お風呂に入って寝ることにする。
「あ~、お風呂は下かぁ……」
しかも沸かすのを忘れていた。
「ちぇ~、今夜はシャワーか」
そうなると湯船につかりたくなるのは日本人のさが。
まぁ、それは明日のお楽しみということで。



