「俺にも少しくらいチャンスをくれ」
「へ? チャンス??」
「オマエ、俺のことは様付けるくせに、アイツのことは呼びすてにするだろ」
アイツ?
というか呼びすてが何でチャンスなの??
わけがわからないという雰囲気が伝わったのか、不機嫌さの増した顔付きが怖い。
舌打ちまで追加されて、ちょっと泣きそう……
「アイツだよ、俺の教室にまできたアイツ。
アイツとはどういう関係なんだ?
いい機会だ、ハッキリさせろ」
「だ、大地のこと……?」
頷いた顔はサタンのよう。
確かにさっきサタン様でもいいなんて言い方したけど、反省してます本当ですもうあんな言い方しませんだから海翔から憑依をといて下さい本当にすみませんでしたっ!
「誰がサタンだって?」
「ど、読心術……!」
「バァカ、全部くちに出てたんだよ!
いいから大地とかいうやつをどう思ってるのか言え」
「と、友達……」



