‥‥‥‥‥―――― 「‥‥‥ッッ!!」 目が覚めると、 白い‥‥真新しい壁が 目に入った。 ゆっくり起き上がり 呟くように、 確かめるように言った。 「夢――‥か。」 沈むような気持ちで リビングに行くと まだ未開封の段ボールが 転がっている。 少し深く呼吸してから 出かける用意をして 新しい制服に着替えた。 時間を確認して、 家を出た。 .