それから数時間後、 あたしは、立宮先生が通してくれた部屋に立っていた。 「景も、じきに来ると思うから。」 にこりと笑って立宮先生はツバキを連れて部屋を出ていった。 あたしは、不安でドキドキと止まらない胸を押さえた。 勝手に来ちゃった…… あんなに冷たいことを、言ったのに…… ───ス─── 立宮君…… 驚いた顔……