妹A ~5人兄弟+1~

川から上がる瞬間、つかさがバランスを崩して倒れかけた。



スバルの両手がしっかりとつかさの体を包み込む。



見た目よりも広い胸は温かく、不思議な安心感を与えた。



瞬間、つかさの鼓動が一気に早くなった。



「あ…、ありがとう」



「気を付けろよ」



「アハ…、抱きついちゃったね。スバルのファンに見られたら大変だ」



「芸能人じゃあるまいし。馬鹿馬鹿しい」



スバルはサッサと歩いて行く。



「ほんとだって!スバルにはファンがいるのよ。私、聞いたもん」



急いで鞄を拾い上げながら後をついて行く。



「そんなもん、いねぇよ」