妹A ~5人兄弟+1~

「もらっていい?」



つかさは大きな目をクリクリさせてスバルを見た。



「やるよ」



スバルの目が優しくつかさを映す。



「ありがとう。大事にするね」



嬉しそうに石を眺める。



「お前さ、」



「何?」



「怒らないの?」



「何が?」



スバルは膝近くまで川に入っているつかさの足を見た。



「今頃心配してくれてる訳?」



左に束ねた長い髪の先が、川の中を覗いた瞬間水に浸かった。



「いや…、その、やっぱりまずかったよな。靴…」



申し訳なさそうに水中のつかさの足を見つめる。



「ね、もっと探そうよ。違う色あるかな?…ここさぁ、石多いから裸足より靴履いてる方が安全よね」