妹A ~5人兄弟+1~

「じゃあさ、今、なんて名前になってんの?オレら、下の名前も知らないし」



「あぁ、名前…」



ゲームをしてる空の方を見た。



「なんて名前?」



朋がワクワクした顔をする。



「な…」



優が言いかけた時、玄関のドアの鍵を開ける音がした。



「駿にぃだ!」



朋が走って迎えに出る。



「ただいま」



爽やかな笑顔が空気をパッと明るくした。



「お帰り。遅かったな。飯は?」



柔らかい笑顔の優。



「あぁ、食べる。腹減ったぁ!…おぉっ、カレーか」



綺麗に平らげた優の皿を見て、大きく匂いを嗅いだ。