妹A ~5人兄弟+1~

「お前もファーストキスだったのか!?」



スバルは驚いて声が大きくなった。



「お前じゃなくて、つかさ。ね?」



つかさはにっこり微笑みながら言う。



「あんなとこでいきなりするからさぁ、てっきり慣れてるのかと思った」



スバルの話を聞いていたのかいなかったのか、つかさはいきなり川の方へ下りて行く。



「ちょ…、おい…!!」



離されたスバルの左手が、虚しくダランと垂れた。



つかさは黙って川面を見つめている。