「空には記憶ないか」
「まぁ、綺麗に覚えてないから、さっぱりしてていいけどね」
「そうだよな。中途半端に覚えてるよりいいよ」
朋は明るく笑った。
「朋にぃのそういう励まし、オレ、嫌いじゃないよ」
じゃがいもをスプーンに乗せて、マジマジと見ながら言った。
「おかわり、言えよ」
朋は少し照れている。
「オレやスバルにとっては兄貴達の味が『おふくろの味』ってヤツだな」
「おい…、なんか汗臭そうな響きだな」
「だよな。でも、オレ、朋にぃのカレー好きだよ。味がまろやかで、最後にちょっと辛みが来る」
「何だよ。何が欲しいんだよ?…市販のルーにちょっと手を加えてるだけだよ」
笑いながら冷たい水をゴクリと音を立てて飲んだ。
「オレさ、父さんと母さんが死んだ事は淋しいけど、この家に生まれて来て良かったよ。この兄弟に生まれて来れて幸せだよ」
「オレもさ、それ思うよ。みんなといるとあったかいんだ…。どんなに辛い事があっても、この家に帰って来ると元気が出る。みんなの顔見るとホッとする」
「まぁ、綺麗に覚えてないから、さっぱりしてていいけどね」
「そうだよな。中途半端に覚えてるよりいいよ」
朋は明るく笑った。
「朋にぃのそういう励まし、オレ、嫌いじゃないよ」
じゃがいもをスプーンに乗せて、マジマジと見ながら言った。
「おかわり、言えよ」
朋は少し照れている。
「オレやスバルにとっては兄貴達の味が『おふくろの味』ってヤツだな」
「おい…、なんか汗臭そうな響きだな」
「だよな。でも、オレ、朋にぃのカレー好きだよ。味がまろやかで、最後にちょっと辛みが来る」
「何だよ。何が欲しいんだよ?…市販のルーにちょっと手を加えてるだけだよ」
笑いながら冷たい水をゴクリと音を立てて飲んだ。
「オレさ、父さんと母さんが死んだ事は淋しいけど、この家に生まれて来て良かったよ。この兄弟に生まれて来れて幸せだよ」
「オレもさ、それ思うよ。みんなといるとあったかいんだ…。どんなに辛い事があっても、この家に帰って来ると元気が出る。みんなの顔見るとホッとする」

