「でも、それは優にぃが決める事だよ。傷付いても、何でも、とにかく消息が知りたいんだろ?優にぃは、1人だけ守ってやれなかった責任を感じてるんじゃないの?」
「そんなのいらない責任だろ?ずっとオレらの事養って、犠牲になって、この上まだ引き取られた妹の為に金と時間をかけるのか?」
空の語気が強くなった。
「空は…妹の記憶がないからだよ」
朋が低く呟く。
「オレは…オレは優にぃに、これ以上兄弟の犠牲になって欲しくない。…幸せになって欲しいんだよ!」
「優にぃはさ、きっとそんな風に思ってないよ。オレたちの犠牲になってるなんて思ってない。きっと、みんなと笑ってられたらいいってそれだけだよ。それが…優にぃだよ」
「そんなのいらない責任だろ?ずっとオレらの事養って、犠牲になって、この上まだ引き取られた妹の為に金と時間をかけるのか?」
空の語気が強くなった。
「空は…妹の記憶がないからだよ」
朋が低く呟く。
「オレは…オレは優にぃに、これ以上兄弟の犠牲になって欲しくない。…幸せになって欲しいんだよ!」
「優にぃはさ、きっとそんな風に思ってないよ。オレたちの犠牲になってるなんて思ってない。きっと、みんなと笑ってられたらいいってそれだけだよ。それが…優にぃだよ」

