妹A ~5人兄弟+1~

「私、自分の気持ちに気付いたの」



「ちょっと待って。オレ、君に言いたい事ある」




優がつかさの言葉を遮る。



「えっ?」



「オレ…、つかさの事が好きだ」



つかさの目からまた涙が溢れて来た。



涙はいったいどれだけ出るのだろう。



「一緒に海、見に行こう」



この言葉を待ってた。
ずっと…。



「私も…、あなたが…好き…」



優はつかさに近付くと、優しく抱きしめた。



つかさはこらえ切れず声を上げて泣き出した。
これは夢じゃない…
ここにいるのはただの2人。
兄妹でもない。



「辛い想いさせて、ごめん」



つかさは優の胸の中に顔を埋めた。



フワッとあの甘い香りが優の鼻をくすぐった。