優は必死で階段をかけ上がるとホームに出た。
風をまといながら、電車が滑り込んで来る。
肩で息をしながら、ホームを見回す。
人混みに紛れて赤いトランクが見えた。
「あれだ…」
優は電車に乗り込む列を壊しながら、先へ走って行く。
「つかさ!!つかさ!!」
優はありったけの大声で叫んだ。
赤いトランクの動きが止まる。
反対に人混みは一気に電車の中へと流れて行く。
2つの影だけがホームに残った。
発車のベルにもその影は動かない。
風をまといながら、電車が滑り込んで来る。
肩で息をしながら、ホームを見回す。
人混みに紛れて赤いトランクが見えた。
「あれだ…」
優は電車に乗り込む列を壊しながら、先へ走って行く。
「つかさ!!つかさ!!」
優はありったけの大声で叫んだ。
赤いトランクの動きが止まる。
反対に人混みは一気に電車の中へと流れて行く。
2つの影だけがホームに残った。
発車のベルにもその影は動かない。

