つかさは写真集をパラパラとめくった。
四ツ葉のクローバーが挟んであった。
「スバル……」
そっと指でつまんで手のひらに乗せた。
「ごめんね。気持ちに応えられなかった。逃げて…ごめん。でも…スバルはスバルだから。お兄ちゃんじゃないよ。私にとっては…スバル」
優しく微笑みながらクローバーを撫でた。
「スバルも、優さんも、お兄ちゃんじゃない。お兄ちゃんじゃ…ない」
ページを閉じると右手で涙を拭いた。
「もう、行かなきゃ」
立ち上がるとトランクを持った。
「次の電車で…」
迷う気持ちを断ち切るように歩き出す。
遠くに微かに電車の音が聞こえて来ていた。
四ツ葉のクローバーが挟んであった。
「スバル……」
そっと指でつまんで手のひらに乗せた。
「ごめんね。気持ちに応えられなかった。逃げて…ごめん。でも…スバルはスバルだから。お兄ちゃんじゃないよ。私にとっては…スバル」
優しく微笑みながらクローバーを撫でた。
「スバルも、優さんも、お兄ちゃんじゃない。お兄ちゃんじゃ…ない」
ページを閉じると右手で涙を拭いた。
「もう、行かなきゃ」
立ち上がるとトランクを持った。
「次の電車で…」
迷う気持ちを断ち切るように歩き出す。
遠くに微かに電車の音が聞こえて来ていた。

