妹A ~5人兄弟+1~

「スバル、大事な話がある」



険しい顔のまま、駿が低い声で言った。



「何?どうしたの?悪い話?」



一瞬にして重く変わった空気に、スバルはわざと明るく聞く。



駿も朋も無言の中、少し遅れて優が帰って来た。




「何だよ。みんな、なんか変だよ」



スバルは苦笑いしながら自分の椅子に座る。



朋はすぐに状況を理解し、持っていた新聞を畳んで神妙な顔つきになった。



「マジで…怖いな」



兄達の顔を順番に見ながら、何とか不安な気持ちを取り除こうとした。



「スバル…、妹の事なんだけど」



駿が……重い口を開く。