「…そうですか。分かりました…」
つかさはうなだれたままポツリと呟く。
「ごめん。こんな事、こんな所で言う事じゃないのに。オレ…、つい感情的になって。ほんとにごめん。傷付けるつもりはなかった。でも…いや、ほんとにごめん。妹なのに…。ごめん…」
下を向いたままそれ以上言い返さないつかさが、空は急に可哀相になって来た。
「いえ…それが本当なら、言われて当然です」
つかさは深く頭を下げると力無く歩き出した。
「あのさ…」
空の呼び止める声につかさがゆっくり振り返る。
「ほんとに……ほんとにごめん」
謝る空につかさは少し口を開けて微笑むと、前へ向き直って歩き出した。
空は罪悪感でいっぱいになっていたが、どうしても聞きたい事ひとつがあった。

