駿は静かに妹の事を話し始めた。
やっと見つけた妹…
でもそれは優が心を奪われた相手。
そして別の場所で出会ったスバルも彼女を好きになっているかもしれない。
優はそれを知ってきっぱり諦めたが、スバルはまだ何も知らない。
そして、今、何か嫌な予感がしている事…。
「朋…何か胸騒ぎがする…。オレ、行って来るから」
「…分かった」
朋はあまりにも衝撃的な告白に呆然としていた。
「妹を好きになるなんて。しかも優にぃとスバルの…2人も?兄弟で1人の女を奪い合う?…いやいや。兄弟だよ。3人とも兄弟だよ……」
朋はゆっくり閉まったドアをしばらく眺めていた。

