妹A ~5人兄弟+1~


「…彼女はきちんと卒業する事。卒業までは絶対に清い交際。それと…、」



急に口ごもる。



「それと?」



止まった先を早く聞きたくて朋が詰め寄る。



「オレは来年の春に系列の男子校に移動が決まった」



少しの間、沈黙が流れる。



「プッ!」



瞬間、口びるがヒクヒク動き、朋が吹き出した。



「汚いなぁ。吹くなよ」



大して何も飛んでないが、駿がシャツを拭くそぶりをみせる。



「だって、駿にぃが男子校?クク…、その顔もとうとう封印だ」



とうとうケラケラ笑い出した。



「何だよ!」



駿はシビアな話のつもりなのに笑われた事が気に入らない。




「さすが理事長だよ。大事な婿に虫がつかないようにしたんだよ。浮気出来ないね。ここが年貢の納め時。ねぇ~?駿にぃ♪」



「笑い事じゃない!男子校だよ?男子校!!」