「運動会の事なんですけど」
ちょっと語尾に怒りを感じる。
朋はまたじゃれついて来た園児達を体から離し、向こうで遊ぶように優しく促した。
園児達が向こうへ行ったのを見届けると、朋は夏希の母の方を向き、「どうぞ」という顔で軽く会釈する。
「鼓笛隊の事なんですけど。指揮者ってどうやって選ばれているんですか?」
言葉としては『質問』であったが、その口調は明らかに『抗議』
「指揮者…ですか?」
大体の察しはついた。
もちろん、笑顔は崩さない。
「夏希は何故、鍵盤ハーモニカなんですか?あの子、幼稚園に入った時から鼓笛隊の指揮者に憧れて、楽しみにしていたんですよ。美奈ちゃんより、夏希の方がしっかりしていて適任だと思うんですけど。選び方の基準て、なんなんですか?」
夏希の母親の言葉は丁寧だが、かなり怒っているのが分かる。
ちょっと語尾に怒りを感じる。
朋はまたじゃれついて来た園児達を体から離し、向こうで遊ぶように優しく促した。
園児達が向こうへ行ったのを見届けると、朋は夏希の母の方を向き、「どうぞ」という顔で軽く会釈する。
「鼓笛隊の事なんですけど。指揮者ってどうやって選ばれているんですか?」
言葉としては『質問』であったが、その口調は明らかに『抗議』
「指揮者…ですか?」
大体の察しはついた。
もちろん、笑顔は崩さない。
「夏希は何故、鍵盤ハーモニカなんですか?あの子、幼稚園に入った時から鼓笛隊の指揮者に憧れて、楽しみにしていたんですよ。美奈ちゃんより、夏希の方がしっかりしていて適任だと思うんですけど。選び方の基準て、なんなんですか?」
夏希の母親の言葉は丁寧だが、かなり怒っているのが分かる。

