妹A ~5人兄弟+1~


「優…にぃ?」




「えっ?」



声に気付いて顔を上げると、駿が心配そうに覗き込んでいる。



「顔色、だいぶ悪いよ」



「お前、音も無く近付くなよ。怖いだろ」



何度か瞬きしながら、何とかしっかりしようとした。



「何度も声かけたよ。いつもよりボーッとした顔でボーッとしてたのはそっちだろ?」



笑いながら明るく話す。



「人の事をバカみたいに言うなよ」



疲れた顔で静かに笑った。