「ごめん……」 ゆっくり目を閉じ、深くため息をついて頭を抱えた。 「帰っていて。お願いだから…」 約束をわざと破った罪の意識にさいなまれている。 優の心の中に、どうにも押さえ切れない激しい想いが湧いて来る。 「なんで…」 いつ、こんなに好きになってたんだろう。 ちょっと好意があっただけじゃなかったのか? 歳だって離れてる。 特別な感情を抱く訳ない。 ない…。 頭の中はつかさの事でいっぱいになっていた。