駿は向日葵畑の方へ歩いて行く2人の姿を目で追った。 スローモーションで目に入って来る、スバルの少し後ろで手を引かれて歩いて行く女の子。 長い髪が風に踊る感じは、その髪が柔らかい事を伝えている。 「あの子が…」 複雑な想いが駿の胸の中に渦巻く。 「なるほどね。こういう事だったのか…」 空は1人で勝手に納得していた。 駿は…しばらく車を出す事が出来なかった。