妹A ~5人兄弟+1~

「それが女子高生でさ!!チョー、カワイイ!…だけど変なんだよな。その子が帰った後に何か拾ったんだよ。それ見た途端、固まっちゃって」





キキィーッ!!!



駿がいきなりブレーキを踏んだ。



「あっぶねぇ!!駿にぃ、大丈夫!?」



駿は驚いたようにフロントガラスを見つめている。



「駿…にぃ?」



駿の、兄弟で1番大きな目が、もっと大きくなってどこか1点を見つめている。



頭の中では今朝の優とのやり取りが思い出されていた。



そして、さっき空が言っていた事…。



「まさか…」



駿の胸にズキーンと何か鋭い物が刺さった。