妹A ~5人兄弟+1~

優は一口麦茶を飲むと、深いため息をついてコップについた水滴を眺めた。



「妹…、」



ポツンと小さく呟く。



「妹?」



駿が怪訝そうな顔をする。



「まさか見つかったの !?」



一気にテンションが上がり、声が大きくなる。



「すごく…綺麗な子だった」



水滴を見つめたまま、言葉だけが口びるからこぼれ落ちる。



「マジで?マジで!?…ヤッター!!優にぃ、やったな…。良かったな。優にぃ…やっとだな」



安心した駿の目には涙がユラユラと揺れている。



「で、何で優にぃ、テンション下がってるの?」



涙を拭い、一緒に喜ばない優を見た。