「ね…、黄色い海みたいね」 大きな向日葵が同時に風に揺れる。 「飛び込むなよ」 スバルがフッと笑った。 「何で?一緒に飛び込もうよ。意外と気持ちいいかも。柔らかそうじゃない?」 「つかさが先に飛び込めよ。外国では当たり前だろ?レディーファーストってやつだ」 「それ、面白くない。ここ、日本だし」 冷めた顔したつかさが、右肩でスバルを思いっ切り突く。 「いてぇな!」 スバルは手元に生えていたクローバーをちぎってつかさに投げた。