「ほんとに…良かったの?」
2人は向日葵畑が見下ろせる小高い丘に座り込んでいた。
「何が?」
2人共、視線は向日葵に向けられている。
「学校…。約束もあったんでしょ?」
前を向いたまま聞く。
「オレがいいって言ったらいいんだ」
つかさはスバルの方を向くとフフッと笑った。
スバルは少し眩しそうに目を細めて前を向いていたが、それでも十分目が大きい事が分かる。
この目が、スバルの生命力を表すかのようにいつも力強いのが印象的だった。
サラッと垂れた前髪も『そこがいい!』と思わせるには十分だ。
あくまでつかさの好みの問題ではあったが…

