妹A ~5人兄弟+1~

スバルは駆け寄ってつかさを抱きしめた。



強く……強く。



細く柔らかい体の感触に、愛おしい気持ちが膨らんで行く。



風が流れ、向日葵達が2人を歓迎するように一斉に揺れた。




「スバルが鬼」



つかさはスバルの腕からスルリと抜けると、いきなり向日葵畑の中へ走って行った。



「おい!いきなり鬼ごっこすんなよ!」



つかさのスカートが緑色の大きな葉っぱに隠れて行く。



いつもなら、ジリジリ照りつける太陽に負けそうになる。



でも、今日は風が味方して最高の夏の1日になりそうな気がしていた。