「星!星座の本!!」



つかさの目は本に釘付けになる。



その目はキラキラとして、明らかに好きな物を手に入れた顔だった。



「気に入ってもらえた?」



その様子を見て、優も安心する。



「もちろん!何で私が星が好きな事分かったんですか!?言ってないですよね?すごい!能力者ですか?」



かなり興奮しているように見える。



「いやぁ、何となく僕と趣味が似てるような気がして…。きっと星も好きだろうなって。…勘です。ただの…」



それは優も気に入っている、星座や星雲の写真を集めたものだった。