妹A ~5人兄弟+1~

「予定ナシ。ね、スバル、こうやってたまに会ってくれる?」



新しい飛行機雲を追いかけて無邪気に屋上を走る。



「へっ?」



驚いたスバルはちょっと変な高さの声が出た。
どうにも顔とは似合わない。



(突っ込まれる……恥ずかしい)



「ねっ?いいでしょ?」



離れた位置にいたつかさは気付いてなかったようで、スバルは安心した。



「あ…あぁ、そうだな。お弁当作ってくれるなら…な?」



一気にいつものテンションが戻り、上から物を言う。



「作る!作る!スバルが望むならここで流しそうめん、したっていいよ」



「望むなら…って」



スバルは勝手に照れている。



「お弁当って自分に作るより、人に作ってあげる方が張り合いがあるのよね。喜んでもらえるでしょ?…スバル、ほんとに美味しそうに食べてくれるし」