妹A ~5人兄弟+1~

「そうなの?みんな空、見ないの?」



不思議そうな顔をして、まだ飛行機雲を見ている。



「見ないだろ?普通。晴れてるか雨降ってるか、確認するだけだろ?」



手すりにもたれて遠くを眺めた。
青い空の真下にいると、空気さえも爽やかな味がするような気がする。



「そうなんだ…。こんなに気持ちいいのにね」



横に並んだつかさの顔が、太陽の光りに照らされてスバルの目に眩しく映る。



と同時に、スバルの心臓は倍のスピードで脈を打ち始めた。



「お…お前さぁ、夏休みはどうすんの?バイト?」



何故か恥ずかしくて顔を見れず、空を見上げながら聞いた。