妹A ~5人兄弟+1~

「そうだよ。悪いか!あぁいう事はな、結婚してからなんだ」



駿の顔はまだ赤い。



「今時そんな考え、アンモナイトだよ」



朋が胸を撫で下ろしながら言った。



「アンモナイト?」



「化石って事だよ」



「分かりにくいなぁ」



まだ恥ずかしいのか、朋と目を合わさない。



「駿にぃはやっぱり女子校向きだよ。でもさ…駿にぃがねぇ。意外過ぎ。今時、彼女の純潔守ってるヤツがいたなんてね」



「お、お前…!!幼稚園の先生がそんな考えでいいのか!」



駿はムキになって非難する。



「はいはい。いやぁ、オレは感動したよ。教師と生徒の崇高な愛の形…」



天井を見上げ、天を仰ぐそぶりをした。



「からかうのもその辺にしとけよ」



「ごめん。ごめん。…それより問題は相手の親だろ?」



「そこが…かなり問題でさ」



駿は一気に枯れた花のように、力無く首をうなだれた。